2016
04.12
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会社に無益な「お人好しコンテンツマーケティング」にご用心


「ターゲットのニーズに応える」という視点だけでコンテンツマーケティングを始めると失敗しやすい。有益なコンテンツの提供は慈善活動や個人の趣味ではない。ビジネスゴールをきちんと定めたうえで、成果を生むコンテンツマーケティングを考えないと、何のためにコンテンツを作っているかが曖昧になる。

会社のリソース使って、目的も曖昧なまま、ただターゲットの役に立ちそうだという視点で作られているマメ知識のような記事をたれ流し続けているサイトや、商品・サービスに全く関係ないがとりあえず面白いかと思って撮ってみた中途半端な動画、ちょっと高かったけど他社もやっているからと作ってしまったオリジナルキャラと着ぐるみ・・・。

流行のコンテンツマーケティングを始めるぞ!と意気込んでみたものの、イマイチこれで正しいのかが分かっていない企業のマーケティング担当者が真っ先に陥りがちな罠。それが「お人好しコンテンツマーケティング」です。

そもそもコンテンツマーケティングは、あるコンテンツを媒介して、集客や販促やイメージアップに繋げるマーケティング手法であるがゆえに、慣れない担当者にとっては「自社の商品・サービスが主体になってはいけない・・・」という意識が先行してしまい、結果「ターゲットのニーズに応える」という視点だけでコンテンツを考えてしまいがちなのです。

すると、会社にとっては何のメリットもないのですが、何となく商品に近いジャンルの無料コンテンツが完成し、ただの「お人好し」のようにターゲットに粛々と提供され続ける、という失敗に繋がります。

有益なコンテンツの提供は慈善活動や担当者個人の趣味ではありません。このような失敗事例に欠けているのは「ビジネスゴールの設定」です。

ビジネスゴールの例として、
①購入率アップ
②サイト訪問・来店・来場率アップ
③認知率アップ(メディア掲載・クチコミ拡散・PRニュース)
④イメージアップ(ブランド理解)

といったものが挙げられますが、これらのゴールをきちんと定めたうえで、成果を生むコンテンツマーケティングを考えなければ、何のためにコンテンツを作っているかが曖昧になります。

また、ゴールは何となく決めていたものの、その計測方法や施策の評価基準(KPI)を決めておらず、施策がどれだけ成功したのかが分からなくなってしまう例もあります。

コンテンツマーケティングは、ターゲット目線でコンテンツを制作するため「会社にとって有益か無益か」の線引きが分かりづらい手法なのですが、ビジネスゴールとそのKPIさえしっかりと定めておけば、無意味な「お人好し」になってしまうリスクを回避できるのです
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