2018
12.13
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未来のインフラとなるか、小手先のエンタメとなるか、ドローン技術の行方


個人宅への配送や企業間での荷物の受け渡しなど、物流は私たちの生活や企業活動になくてはならない産業の一つです。しかしながら、物流量の増加に反比例するかのように慢性的なドライバー不足となり、また現役ドライバーの高齢化なども重なり、「労働力の確保」が大きな課題となっています。そこで、昨今様々な機関や企業が取り組んでいるのが「ドローン技術による物流改革」です。人工知能とドローン(小型無人航空機)を組み合わせることで、物流の人員コストの削減・物流ルートの効率化・時間や頻度の短縮を目指しています。実際に一般化すると業界全体が大きく変わるほどの大改革となります。

■一方で課題もとても多い

ドローン技術がうたわれるようになってからそれなりな時がたっていますが、いまだに「実証実験」の域を出来切れていません。それにはあまりある多数の課題が存在するからです。
・通常ドローンは出力が弱い=長距離に耐えられない
・小型の旋回飛行につき安定性が打惰弱=強風や気候の変化に弱い
・落下リスクを抱える = 対応と、起こった場合の補償リスク
・無人対応時の荷自体の破損リスクをどうするか
・運搬は無人ではあるが、その管理は現状有人。

ドローンが物流業界に本格的に参入するには技術的、法的な問題に加えて、こうした課題をクリアしなければならず、その課題が多岐に渡ることから、多くの業界や企業御、団体との連携開発が望まれています。

現在、ドローンの活用方法の中心にあるのは、「撮影」です。
災害時の確認用飛行撮影、空撮をコンテンツにしたユーザーサービスなど、様々なジャンルでドローンの撮影技術は活躍しています。ドローンは今後、この使い方を脱却できるのか。物流業界でドローンが先陣を切れるようになると世界は大きく変わります。それくらい物流のドローン化は大きなターニングポイントなのです。人的にはエンジニア・パイロット。環境的には法制度や行政の連携、そしてそもそものドローン実機の品質向上。課題は多いけれども、取り組む価値は大いにあります。
物流の次は人を運ぶ世界へ。
そうすればついに、”タケコプター”ですね。