コンテンツマップを作成する3つのメリット
サイトの記事ネタを樹形図のような形で1つのマップにまとめること、これがコンテンツマップです。これを作るには予めサイトで狙うキーワードをリストアップし、それぞれのキーワードに対応した記事ネタを用意しておく必要があります。通常は記事を更新する時に記事ネタを考える場合が多いでしょう。しかし、事前に全ての記事ネタを用意するコンテンツマップを導入することで3つのメリットを得ることができます。
●メリット1:作成する記事ネタが明確になる
1つめは記事ネタが明確になることで、日々の更新作業が楽になることです。また、記事ネタが重複するということもなく、予めサイトの規模を予測することができます。
記事を更新していく過程でネタがなくなってしまい、「想定していたサイト規模までサイトを成長させることができなかった」というケースを聞きます。キーワードごとに書ける記事の量はある程度決まってきてしまいますから、こういった失敗を防ぐためにもコンテンツマップの作成は重要です。
●メリット2:作成すべき記事の分量が明確になる
2つめに記事の分量が明確になることで、スケジュールを立てやすくなります。
依頼を受けてサイトを作る場合は見積もりを出すことができますし、チームでサイト作成をする場合は作業を分担しやすくなります。記事ネタも明確になっていますから、記事の「難易度と量」の2つの指標で割り振りを決めることができます。不適切な割り振りで進捗に支障を来すリスクを減らすことができるのです。
●メリット3:サイト全体のコンセプトがぶれにくい
最後にサイト全体のコンセプトを一定に保つことができます。
サイト作成の後半になると「サイトコンセプトとずれた記事ネタが目立ってくる」という状況を目にします。記事ネタが無くなってきてしまい、本来のコンセプトと遠いネタで記事を更新してしまうと、サイトコンセプトがぶれてしまいます。しかし、最初に記事ネタと分量が明確になっていれば、最初の段階でネタが足りない場合はキーワードの追加や変更で対応することができます。サイト作成から完成まで計画の変更をせずに進めることができるようになるのです。
●まとめ
コンテンツマップの作成は面倒に感じるかもしれません。しかし、サイトを作り始めてから対策するキーワードを追加・変更する方が圧倒的に面倒です。ですから、サイトの設計図であるコンテツマップを最初に作成されることをオススメします。