起承転結がルールではない!効果的な注目を集められる原稿作成の方法とは?
「あの時、ボクはこんなことになるなんて全く想像していなかったんだ」
唐突に物語が途中から始まり、衝撃的なシーンが映し出される図。
ドラマや映画、そして小説などでこのようなケースを見たことがないでしょうか?
この手の手法は、アバンタイトル、コールドオープン、プロローグ、ティザー、プレタイトルなど、様々な名称で呼ばれることがあります。使い方は様々で、これまでのあらすじを起用したり、前日譚を語るもの、物語の途中を出してタイトル以後過去を映し出し(○日前など)作品途中で冒頭のシーンへたどり着く、時系列を遡るなど。
どれをとっても目的は「冒頭から引き込むこと」です。
この手法はコンテンツマーケティングの原稿作成にも生かすことが出来ます。
通常、コンテンツマーケティングは有益情報のアウトプットなので、読み手への簡便なインプットを狙い、わかりやすくシンプルに伝えることが重要ですが、コンテンツへ吸い込むための戦略も時には必要です。その「吸い込み」は記事タイトルのキャッチーさやインパクトで表現するのがベーシックですがアバン先方も効果的です。
例えば、「都内WiFiが使えるカフェベスト3」という記事があったとします。
ベーシックに記事を書くと、
(導入)WiFiカフェの利便性を説く。
(趣旨)WiFiベスト3を調べます。
(本文)それぞれ3つのカフェについての紹介。
1、超早い回線を実装のカフェ
2、満席可能性なしの都内最大級カフェ
3、珈琲頼むとデバイスごと貸してくれる弩級サービスカフェ
(結論)WiFiカフェをご利用ください。
となります。上記の場合、本文の3がユニークで面白いポイントですよね。
ここを切り取り冒頭にもってきます。
(導入)珈琲頼むと、デバイスごと貸してくれる弩級サービス欲しくないですか?
(趣旨)WiFiベスト3を調べます。
(本文)それぞれ3つのカフェについての紹介。
1、超早い回線を実装のカフェ
2、満席可能性なしの都内最大級カフェ
3、(今一度)珈琲頼むとデバイスごと貸してくれる弩級サービスカフェ
(結論)WiFiカフェをご利用ください。
一気にコンテンツに個性が生まれます。
一度作成したコンテンツを俯瞰して、あえて冒頭をユニークに切り替えること、是非ともチャレンジください。