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コンテンツマーケティング

SEOとコンテンツマーケティングに影響するトレンド

専門性が高く、多数の事例や引用を含んだ情報量の多いコンテンツが好まれる昨今

コンテンツマーケティングで勝ち抜くにはコンテンツの質が何より重要です。特に近年は、文章の質、フォーマット、専門性、ターゲットへの関連性が優れているコンテンツは読者を惹きつけ、また、Googleの検索結果にも上位表示されるようになりました。検索エンジンは常にその仕組みが更新されていくので、最も評価されやすい要素に重点を置いてコンテンツマーケティングを行う必要があります。そこで、2019年における、コンテンツマーケティング及びSEOに関するトレンドについて、Express WritersのCEOであるJulia McCoyが解説しています。
表面的な内容の記事は通用せず、十分に調査されている包括的な記事が好まれるようになりました。例えば、Optinmonsterブログでは、多数の事例や引用を含め、英文記事で3000単語を数える長文記事を投稿し、検索エンジンから高い評価を得ています。価値の低い記事をいくら作成しても、読者から評価されず、ビジネス上の成果にもつながりません。

コンテンツ作成への投資が増加し、また、パーソナライゼーションへの取り組みが増えている

Content Marketing Instituteの調査では、56%のマーケティング担当者が最近12か月以内に、コンテンツ作成に関わる予算を増加させたと回答しました。計画から執筆、編集、画像加工、投稿、宣伝に至るまで、外部の専門家に依頼したり、より良い環境で内製したりするための投資を進める企業が増えています。検索エンジンから評価されるよう、品質が高いコンテンツに投資しなければ、コンテンツマーケティングを実施する意味がないからです。93%のマーケティング担当者は、少なくとも一つのチャネルで、パーソナライゼーションを進めているという調査があります。ユーザーの興味や関心に応じて、Eメールの文面やWebサイト・広告の文言を変更すれば、ユーザー体験の向上に寄与し、投資対効果の向上が期待されます。

コンテンツを通して、その信頼性をアピールしたブランドを消費者は評価する

およそ9割の消費者は、専門性が高いと感じられた企業に対し、愛着を示したり、知人に紹介したりすると言われています。コンテンツを通して、ブランドがユーザーに対する約束を証明できれば、消費者はそれを評価し、その企業に予算を振り向けてくれるようになるのです。

まとめ
SEOやコンテンツマーケティングではブログが主要なチャネルとなっていました。しかし、専門的な内容をパーソナライズして公開するのに、動画やオンラインセミナー、アプリ・ゲームというフォーマットを採用する方法もあります。マーケティング担当者は、コンテンツマーケティングのトレンドを理解し、それを活用する必要に迫られています。
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参考資料
https://www.searchenginejournal.com/trends-seo-content-marketing/309997/#close
著者:Takayuki Sato