UGCとはなんだ? 確認しておきたいUGCのポイント
UGCという言葉をご存知でしょうか。
UGCとはUser Generated Contentsの略称です。User Generated Contentsを訳すと「ユーザーが作成したコンテンツ」という意味になります。UGCとは、ユーザーがインターネット 上で作成したコンテンツを指します。Instagramで投稿される写真や、Twitterで投稿されるツイートなどがUGCにあたります。
最近ではUGCを使ったマーケティングをおこなうことで、サービスへの信頼を多く獲得できると注目されています。そんなUGCについて知っておきたいポイントをご紹介します。
・内容の調整がむずかしい
UGCはユーザー発信のコンテンツです。サービス側が意図していなかったコンテンツが発信されることもあります。サービス側が「こんな内容にしてほしい」と依頼することも不自然であるので、投稿内容を意のままに動かすということはできません。
「ステマ」という言葉が広く浸透し、ユーザーはステルスマーケティングに敏感になりました。いかにもステルスマーケティングであると分かる投稿については、食いつかないどころかネガティブな印象を抱いてしまいます。これを避けるために、UGCをうまく活用し、信頼を得ていくことがポイントになります。
UGCを活用する際には、意図していない投稿を避けたいもの。UGCをコントロールするには、サービス側から積極的にユーザー投稿を支援していくべきです。ユーザーが投稿したくなるようなキャンペーンをおこなったり、素材を提供していくことで、サービス側がある程度意図した動きを作り出すことができます。
・分析することが重要
自然発生するUGCを放置していてはいけません。
UGCを分析することで、サービスに対し「どんな人が」「どんな時に」「こんな使い方をして」「こんな感情になった」という文脈を見つけることができます。つまり、UGCを分析することで、ソーシャルに投稿したくなような文脈を発見できるのです。
既存のUGCを分析し、発見した文脈に沿ってキャンペーンを組み立て、キャンペーンを実行することで意図したUGCが生成され、サービスへの信頼度・認知度の向上を図れます。この好循環を生むためにも、UGCを放置せず、分析することがポイントなのです。