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仕事中は記事をシェアしやすいのか?

皆さんのブログやソーシャルメディアの読者は、いつ記事を読んでいるのかご存じですか?
もし読者がゆっくり読めない時に記事を配信していると、コンテンツを見てもらう機会が減りシェアされづらい状況に陥ってしまう可能性があります。

今回は記事の投稿時間について興味深い調査結果がありましたので、それを踏まえて「記事がシェアされやすいタイミング」について考えてみます。

TrackMavenが約4,500件のブログを調査したころ、そのうちの87%が平日(月曜から金曜日の間)に投稿を行っていたそうです。しかし、最も多くソーシャルメディアで記事をシェアしていたのは、週末に記事を読んだ残りの13パーセントの人たちだったという結果が出ました。

さらに詳しく見ていくと、土曜日に投稿された記事の数は1週間分のわずか6.3%に過ぎませんでしたが、ソーシャルでのシェア数は18%を占めています。1週間は7日なので曜日あたりの均等なシェアは約14%になりますが、土曜日の投稿数はその半分にも満たない割合にもかかわらず、平均以上のシェア数を獲得していることになります。

これらのことからTrackMavenのレポートでは、以下のような見解を述べています。

「あなたが配信する記事は仕事に役立つ内容かも知れません。しかし読者にとっては休んでいる時こそ、読んで、考えて、気に入ったコンテンツをシェアするために使える時間なのです。だからあなたのコンテンツがたとえ教育や仕事に関する内容であったとしても、読者の仕事中に提供すべきとは限らないことをコンテンツマーケターの方は覚えておいてください。」

確かにこの指摘は、読者層の就業形態によっては一理あると言えそうです。

特にB2Bのビジネスを行っている企業では、「土日はターゲットや取り引き相手も休みだから投稿は控えておこう」と考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、ソーシャルメディアに流れてくるビジネス情報を土日はまったくチェックしないかと言えば、必ずしもそうとは限りません。

休日に予定がなければいつでも記事をチェックする機会がありますし、予定が入っていたとしても平日と比べて空き時間ができやすいことも大いに考えられます。そして、そのような隙間時間はソーシャルメディアなどのコンテンツを消費するにはとても適しているのです。
平日は時間が合わなくて記事と接触できていない人たちの目に止まる可能性も期待できますよね。

今まで営業日や営業時間内だけにしか投稿していなかった方は、いちど休日や営業時間外を狙ってコンテンツを投稿してみてはどうでしょうか。

参考資料:http://searchenginewatch.com/