2016
02.17
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「残念なコンテンツ」はこうやって誕生する


電車の車内広告やネットのディスプレイ広告など、日頃からよく目にする広告コンテンツ。例えば、優れたコピーの広告は消費者の心に刺さりやすく、コンテンツとしての訴求力も高いです。しかし、中には一体何をアピールしたいのかわからない、残念なコンテンツも多く存在します。

今回は、そんな残念なコンテンツになってしまわないように、3つの例をご紹介します。

1 広告と混同して商品やサービスの話をしてしまう

本来ならば、純粋に消費者を楽しませる、ある種エンターテインメント的な意義のあるコンテンツ。商品やサービスの話をしすぎてしまうと、日常から離れたところにあるコンテンツを楽しんでいる最中に、ふと現実に引き戻されてしまいます。本当に伝えたいワンメッセージを絞り込み、そこからテーマを決めて世界観を作ると、消費者も楽しみながらコンテンツを楽しむことが出来ます。

2 情報の価値より斬新なアイディアを優先して考えてしまう

上記に挙げた「優れたコピー」の中には、奇抜で、見る人を「あ!」っと驚かせるようなものがあります。そういったものを「面白い」と感じると、それを真似て奇をてらったコンテンツを作ろうとしてしまいがちです。しかし、コンテンツを作る上で、もっとも重要視すべきは、消費者側がどう感じるかであり、そこに主観を入れすぎてしまうのは間違いです。「何を伝えたいか」を明確にした上で、それを伝える上で何を行うと消費者は「伝えたいこと」を理解するかを意識して、コンテンツを作るべきなのです。

3 導線の設計を全く考えていなかった

前述の1、2で共通しているのは、伝えたいワンメッセージがどのように消費者に伝わるか、そのプロセスを意識していないことです。例えば、コンテンツにコピーを入れたとき、そのコピーを読んだ消費者は何を思い、どのような行動を経て、商品の購入に至るかを考えなければいけません。クライアントの要望、自らのアイディアを形にするのではなく、コンテンツを世に出したとき、どのように消費者の行動に影響を与えられるかを理解し、コンテンツを制作すべきなのです。

残念なコンテンツを生み出さないためには、消費者の存在を意識した上で、本当に伝えたいワンメッセージを明確にすることが大前提にあります。ただマスに向けて発表しただけの自己満足の作品とは違う、質の高いコンテンツこそが、消費者の購買行動を促すのです。
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