2017
03.07
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リターゲティングの罠 コンバージョンが実は増えていないかも!?


囲い込み、長期的な顧客化などを狙った施策として有効打として知られるリターゲティング手法。実際、コンバージョンの定期獲得には結びつきやすい施策なのですが、数字のマジックで見えない罠があります。リターゲティングの実態をしっかり把握することで、自社のコンバージョン管理を適切に行いましょう。

■リターゲティング広告とは
インターネット広告の配信方式の一種。自社サイトのソース内にタグを設定し、サイトに訪問頂いた方のクッキーを記録。
記録したクッキー保持者へ向けて、他サイトの広告枠上で自社サイトの広告を表示させる手法。

つまり、一度自社サイトに来てくれたユーザーを追いかけて、他のサイトを閲覧していても自社サイトのバナーを掲出するという手法です。
この手法、もちろんネガティブ(しつこいなど)な要素はあるのですが、特に結婚や不動産、ファッションなど、買いたいタイミングが重要な商材において
コンバージョンを獲得するのに向いている広告手法です。

実際、リターゲティング広告は効率的と考えられており、数値も上がりやすいため多くの企業に導入されています。

■リタゲの罠!買いたい人への配信が中心の場合も!

リターゲティングは数値検証をすると、あたかも新規コンバージョンが増えているように見えます。(実際そうな場合もありますが)
しかしながら、実はリターゲティングは、「効果が出やすいユーザーに最適化を自動でかけるアルゴリズム」が仕込まれています。
SEM全体に言えることではあるのですが、リターゲティングはより顕著な傾向にあります。
ユーザーの行動や閲覧履歴などから判断し、より購入プロセスの近そうなユーザーに優先してバナーが掲出されていくため、
「元々購入マインドの高い人」がリターゲティング広告で誘導されてきており、本来届けたい「購入マインドが低く、離脱したユーザー」への再アプローチになっていない可能性があるのです。

シンプルな解消法として、リターゲティング広告の効果測定に合わせて、サイト全体の閲覧・CV推移もチェックしましょう。
その二つを掛け合わせて、「リターゲティング広告の新規ユーザー獲得寄与」を分析することで初めて、リターゲティング広告の価値を図れるかと思います。
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