2018
10.02
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人工知能を使ったEメールマーケティングで、いかに大きな売り上げを得たか


Eメールを構成する多数の要素を立ちどころに検証できる人工知能技術

人工知能や機械学習の進化により、Eメールはよりパーソナライズされたものになり、Eメールの効果を検証する作業は強化されつつあります。結果として、先行して人工知能を導入した企業はすでに売り上げを伸ばせるようになりました。マーケティング情報に関するメディアClickZが人工知能を使ったEメールマーケティングの成功事例を紹介しています。
最近は誰しも膨大なEメールを受け取るようになりました。ある調査ではEメールは約3割しか開封されないと言われます。マーケティング担当者は件名やメッセージ、タイミングを、数か月にわたり工夫してきましたが、現在は、数百もの構成要素を数分で検証できるようになっています。Eメールの改善作業が圧倒的に高速化されたのです。

膨大なデータを分析し、消費者に合わせたメールを送り、売り上げにつなげる

花の宅配サービスTelafloraは毎年10億通ものメールを送っていました。オンラインで取得できる膨大なユーザーの動向を人工知能で解析した上で、購買プロセスの内、どのステージにいるかを分析する取り組みを始めました。そのステージに応じて、メールの内容をカスタマイズし、さらに、消費者の興味と製品を合致させたことにより、昨年よりも50%多く受注する成果を上げました。
Virgin Holidaysはバケーション・プランニングで有名な英国企業です。数億件の休暇ツアーを売る同社でも、メールの件名を決めるのに課題を抱えていました。数週間かけてコピーライターが件名を考えるのではなく、人工知能を使ってA/Bテストを実施し、成果の高い件名を採用する仕組みを構築しています。自然言語処理技術を活用し、売り上げの2%増加、つまり、数百万ドルの売り上げ増加を実現しました。

Eメールの開封有無やクリック履歴を追跡し、必要な場合のみメールを再送する

高級旅行代理店SecretEscapesは23か国、3200万人のユーザーを抱えています。一日2通のメールを送る戦略により、売り上げの実に7割を占めるのはEメールマーケティングです。同社は人工知能技術を使い、メールを開いたけれども、リンクをクリックしていなかったケースを分析して、ユーザーが見逃しているプランを特定し、再送するべきメールを明らかにするようにしました。開封率の上昇と売り上げの増加という成果を得ています。

まとめ
Eメールマーケティングには人間の洞察が欠かせませんが、時間を節約し、ミスを防ぐには今後人工知能が標準的な手法になると見られています。Eメールは単に開封されるものではなく、成果へとつなげるべきものと捉え、新たな手法を試していきましょう。

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参考資料
https://www.clickz.com/how-ai-for-email-generated-millions-in-revenue-for-these-brands/216471/
著者:Takayuki Sato