コンテンツ作りに活用できる、ターゲットユーザーのニーズを調べる方法とは?
売上やコンバージョンに結び付くコンテンツ作りには、ターゲットユーザーのニーズを把握することが欠かせません。ユーザーに求められていないコンテンツを作っても、期待している以上の効果は得られないでしょう。ターゲットユーザーのニーズを調べるには、一体どのような調査方法があるのでしょうか。
ユーザーのニーズを調べる方法って?
一般的には、以下の方法が挙げられます。
・口コミサイト
・アンケート
・市場調査
・相談窓口、お問い合わせ
・座談会、インタビュー
・Web分析ツール(Googleアナリティクスなど)
どの手法が優れているというわけではなく、手法によって得られる情報の深度や性質も異なりますので、できる限り、多くの方法を行った方が良いでしょう。しかし、この調査結果を全て鵜呑みにするのは危険です。それは、「ユーザーは自身のニーズを正確に把握していない」「ユーザーのニーズは変動する」ということがあるからです。
顧客視点とお客さん視点を区別して考える
顧客視点とお客さん視点と混同して考えてはいけません。お客さんは、言葉として発するニーズ(顧客視点)と、自身の胸の内にあって言語化されないニーズ(お客さん視点)の二つを持っています。日本マクドナルドは、前CEOの原田氏の「リサーチで企画してはいけない」という発言の通り、近年のトレンドであるヘルシー、低カロリー路線から逸脱し、あえてメガマックやクォーターパウンダーといった斬新な商品を生み出しました。そして、これは瞬く間に大ヒット商品となりました。
この実例を見ても分かる通り、世間の声や顧客の声が全てではないということがいえます。ニーズを掴みにいくことが大切といえるでしょう。リサーチは決して不要なわけではありません。ただいえるのは、リサーチを基点にするのではなく、あくまでそれを参考程度にしてサービスやコンテンツの企画をしていくことが大切ということはないでしょうか。