2017
05.24
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Facebook動画は画像と比べて5倍のエンゲージメントを生む


ここ数年、Facebookは動画を掲載するメディアとして急速に成長し、上位10社の動画制作事業者だけで毎日数十億の再生回数を記録しています。FacebookやInstagramのユーザーが動画を好むのはなぜなのでしょうか。ジャーナリストのBree BrouwerがFacebook動画の効果について解説しています。

Facebookが持つ研究機関Facebook IQでは、動画を閲覧しているユーザーの眼球運動や表情の変化を含めた全ての行動・エンゲージメントを記録し、動画の効果を検証しました。参加者は18歳から30歳の若者で、10分以下の動画コンテンツと動画広告を一か月に一回以上は閲覧する層を対象にしています。英国で114人の被験者を集めて行った調査では、FacebookやInstagramにおいて、静止画像に比べて動画が5倍のエンゲージメントを生んでいるという結果を得ています。さらに、英国の被験者は以下のような特徴がありました。

•ミレニアル世代の54%は複数の動画を続けて閲覧し、そのうち54%は続けて閲覧していることを認識していない
•スマートフォンでは少なくとも一日に一回動画を閲覧し、コンピュータの場合よりも1.2倍長く動画を再生する
67%の被験者は10分以下の動画が望ましいと回答した
•他の世代に比べ、ミレニアル世代は、デスクトップよりもモバイル機器を好む割合が1.36倍多い

上記のような傾向を考慮し、Facebookは動画を配信する事業者に向けて、推奨される動画フォーマットを発表しています。スマートフォン対応、短い時間でも内容が伝わる、連続再生、文脈の重要性、真新しさといった要素が、動画配信には欠かせません。
視聴者の集中が短い時間しか続かない点を考えると、FacebookやInstagramに動画を配信する事業者は、インパクトの強い動画を作成する必要があります。Facebookのフィードで再生される場合でも目を惹くというだけではなく、動画の出だしでブランド・メッセージを伝えられるようにします。
真新しさが重要な現在では、新しい動画フォーマットを試していくのも動画マーケティングの成功に欠かせません。例えば、上述の被験者の間では、360度動画は通常の動画よりも4割長く閲覧され、1.4倍の満足度を記録しています。
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参考資料

Facebook Users Find Video 5x More Engaging Than Images


著者:Takayuki Sato