2014
08.07
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Twitterの効果測定に異変をもたらすか?ツイートの埋め込み機能


先日、自分が作成するツイートの中に他人のツイートを埋め込む機能がリリースされました。これまではモバイルアプリでしか使えませんでしたが現在はPCでも使用できるようになっています。

他人のツイートを引用したい時には便利な機能ですので、使い方とこの機能による影響について考えてみたいと思います。

使い方はとても簡単で、ツイートのテキストボックスに埋め込みたいツイートのURLを貼り付けて投稿するだけです。投稿したURLは四角い枠で囲われた「埋め込みツイート」として表示されます。

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この枠内の部分をクリックすると引用元のツイートに飛ぶことができます。引用したいツイートのURLをコピー&ペーストするだけで全文を表示できるのでとても便利ですね。

さて、ではこの機能によってどのような影響が出てくる可能性があるのでしょうか?一般的に他人のツイートを共有する場合には、RTやQT、リンクを埋め込むなどの方法があります。

<RT>
リツイートボタンを押します。
手軽ですが自分のコメントを追加することができません。
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<QT(非公式RT)>
専用クライアントでQTボタンを押します。
自分のコメントを追加できますが、場合によっては引用元のテキストが途切れてしまいます。
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<リンク埋め込み(旧)>
ツイートにURLを貼り付けます。
そのURLがどんな内容なのかはリンクを踏まないと分かりません。
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<リンク埋め込み(新)>
ツイートにURLを貼り付けます。
そのURLがどんな内容かリンクを踏まなくても分かりますし、自分のコメントも追加できます。
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このように見比べてみると、リンクを埋め込む方法が最も優れていると言えそうです。

特に文字数に関する優位性は明らかです。引用元のツイートURLを貼り付けると23文字消費してしまいますが、残り117文字も自分のコメントを追加することができますので、QTに比べると表現の自由度が高まります。また、引用元のツイートを全文見せることができので、読者にとっても文脈を理解しやすくなるのではないでしょうか。

RTやQTに比べてURLをコピペする動作が面倒なのでは?という感じる方もいるかも知れませんが、PCであればそこまで大きな手間ではないでしょう。すでに一部のモバイル端末ではリツイート機能の選択肢の一つに「コメント」というメニューが表示され、URLをコピペする必要もなく引用+コメント追加ができるようになっていますので、操作性の問題も改善されていく方向にあると考えられます。

一方でTwitterアカウントを運営している企業からすると、RTやQTではない方法でツイートが引用されてしまうと、自社のツイートの拡散状況をどのように把握するのかといった問題がでてきます。

現状ではTwitterのグローバルメニューにある「通知」をクリックすると、埋め込みによってURLが引用された履歴を見ることができますが、RTのようにツイートごとの合計値を把握できるようにはなっていないようです。

「URLのツイート数」に含まれるのであればTwitterのAPIを使ったTwitter分析ツールなどで取得できそうですが、Twitter本体だけを見ていては効果測定に支障が出てくる可能性があります。

いずれにせよRTやQTの数だけをTwitterの効果指標として考えている場合は、近い将来見直しが必要になってくるかもしれません。

Twitterの運用に携わっている方は今後も注目していく必要がありそうです。

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