【記事制作のコツ講座】 アイディアフラッシュ術④「逆から考える」
コンテンツマーケティングに欠かせない記事制作。そんな記事を作るためのアイディアフラッシュ術をご紹介します。
■A=B、しかしB=Aではない因果関係を理解しよう
「プロサッカー選手になる人は、みんな小さいころからサッカーをやっている」
これは、実績からみる因果関係です。
しかし、だからといって因果関係は対等にイコールなわけではありません。
「小さいころからサッカーをやっている人は、みんなプロサッカー選手になっている」
これは言えないですよね?
事象の発生の「理由」と、「結果」は結びつきはあるものの常につながっているわけではありません。
■常識とされているAとBの間を考えることがコンテンツ作成のアイディアに変わる
では、B=Aとなるような間の環境を記事でつなげるとどうなるでしょうか。
小さいころからサッカーをやっていて、
・クラブチームのジュニアに所属し
・ドリブルやシュート、何かしらに秀でており
・常にレギュラーで試合に出ている。
上記のような事象を追加すると、「みんなプロサッカー選手になっている」かもしれません。
このように、常識とされている内容を逆から見て、その間を補完する作業をすると、
具体的な情景や条件、市況を分析することができるのです。
ではこれをビジネスに置き換えてみましょう。
「インスタ映え投稿を行って来客数が増えた」
これだけでは、なぜか?が紐解けませんが、
「来客数を増やすために、インスタ映え投稿を行った」
と文脈を逆にしてから考えると、
具体的になぜ、どうインスタ映えを狙うのか?の背景を分析していけます。
逆から考えるのは、主に「WHY?」「HOW?」を探す旅です。ストーリーの背景を推測、分析することで、向き合ったコンテンツをより広げるアイディアと知見を生み出すことができるのです。