どこまで入れていいの?自分の商品のこと。
コンテンツマーケティングでは、自社の商品を全面に出した訴求をせずに、お客様が欲しい!知りたい!と思う魅力的な情報コンテンツを用意して提供するというのが根幹の概念ですが、それがあるがために「自社商品のPRを入れちゃいけないんだ」と思ってしまいがちです。ですが実際にはそういうわけではありません。自社商品が登場しても何の問題もありません。
重要なのはコンテンツの「面白さ」と「自然さ」です。
今回はそんな自然に自社商品を盛り込む手法についてご案内します。
■提灯記事になってはいけない!
コンテンツに自社商品を入れ込む場合、よくあるパターンは「WEBメディアのタイアップ広告」です。
より自分たちの商品を選んでもらうためにその前に「動機」を生み出すために問題定義や世論実態などを取り上げ、最後に自社商品を紹介するというPR方法のことを指します。
例えばシャーベットアイスの場合、
「夏に食べたくなるアイス、実は乳タイプよりもシャーベットタイプの方が冷えて満足度が高い!」
という実態についての導入を入れ込み、
最後に
「○○の販売するシャーベットアイスは果汁がたっぷりなどなどなど」
という商品誘導を図る座組み。
いわゆる提灯記事(フラットな記事風に見せておきながら、商品へ誘導している広告)です。
これだと、コンテンツマーケティングではなく、販売促進です。
記事全体に漂う「売らんかな」という姿勢からファン醸成には結びつきにくいやり方になります。
※ただWEBへの誘導や購買促進にはもちろん寄与します。
これをどういじればいいか?答えはシンプルで、フラットにユーザー目線で解決方法の一つ。として商品を出せばいいのです。
同テーマでいくならば、例えば、、、
「夏に体を効率よく冷やして満足度が高いアイテム10選!」
と変更し、10の紹介アイテムの一つとして自社のシャーベットアイスを入れ込む。
こうすることで、機能性や商品価値はお伝えできつつ、フラットに役立つ情報を届けるコンテンツに変貌します。
コンテンツマーケティングに自社商品を登場させる際には、「自然に」「あくまでユーザー目線でフラットに」物事を見ていけば成立することが出来ます。