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コンテンツマーケティング実践講座 【婚活】編

婚活と言えば、古くからある市場ではあるものの、その手法や結婚を望むターゲット層へのアプローチは年々大きく変わりつつあります。
昭和の時代にはいわゆる「お見合いおばさん」といった人的リソースによる「紹介」がほとんどでした。
しかし、近年はインターネットを通じたコンテンツマーケティングを活用した事例も数多く、そして実際にその結果「成婚」につながることへの抵抗感もさほどないという人が増えているようです。

■そもそも結婚相手との出会い方が変化している

昔は結婚相手との出会いは職場や友人の紹介など、もともと互いに知っている相手というのが主流でした。しかし、近年男女の出会う方法はインターネットやアプリを介した手法が増えてきており、仕事が忙しくリアルでは出会えない人の「出会いの手段」としても人気です。さらに、異性との出会いに関する意識も変化しています。ひと昔前のように「じっくりと自分との相性を確かめる」のではなく、いかに効率よく「自分と趣味趣向が合う”濃い”出会いができるかどうか」を重視する人が20~40代の男女のうち約半数もいるというデータもあります。(DMMオンラインサロン 調べ)

■昔ながらの結婚相談所も「オウンドメディア」を活用

そんな中、昔から婚活市場に存在する「結婚相談所」もそのマーケティング手法を変えてきています。以前のようにじっくりと何人もの人とのお見合いを重ねる手法ではなく、独自のマッチングシステムで素早く出会えることをCMでアピールしたり、そもそも結婚相談所=古いという概念を覆すために、オウンドメディアを通じて恋愛テクニックやコラムを配信し、そこから若い顧客を誘引することを試みています。また、結婚情報誌のゼクシィは「結婚=幸せとは限らない」とあえて提唱し、「それでも一緒にいたいから結婚する」という新たな考えをキャッチコピーに込めることで若者の共感を得ようと方向転換を図っています。

■ポイントは「出会いのハードルを下げる」こと

いずれにせよ共通するのは、「出会い」と「結婚」へのハードルを下げることです。「婚活」が親戚一同を巻き込む一大プロジェクトだと考えると面倒になってしまう若者が多い中、あくまで「自分を高めるための”個”としてのプロジェクト」だと伝えることが成功の秘訣なのではないでしょうか。

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