世間を騒がせたフィンテックの今とこれから
フィンテックという言葉を聞いたことがあるでしょうか。IoT、ビッグデータなど昨今様々なテクノロジー造語が生まれている中の一つですが、フィンテックとは「finance(ファイナンス)」と「technology(テクノロジー)」を掛け合わせた造語であり、ファイナンス・テクノロジーの略のことを指します。
フィンテックって何か?一番有名なのは「モバイル決済」です。スマホなどに小さな器具を取り付けるだけでクレジットカード決済が出来るサービスですが、小さな個人商店のお店などで特に導入が進んでおり、高額なクレジットカード決済端末を購入し、回線につないでクレジットカード対応をする。などのいわゆる初期投資がほぼほぼかからず、iPhoneやタブレットがネット回線につながっていればどこでもクレジット対応が可能になります。
このような新しい「金融テクノロジー」がフィンテックです。
フィンテックの活用にあたり、最も重要視されるステップが本人認証です。
2017年時点、様々な本人認証の技術開発が進められています。
・静脈認証
・指紋認証
・虹彩認証
・顔認証
・音声認証
暗証番号の入力や免許証(マイナンバー)の提示などではなく、個人を特定する様々な手法が検討進められています。まさに、近未来!
近年日本人にとって最もなじみがあり、利用数が多いのはアップル(米)のアップルペイではないでしょうか。
ユーザーが使うものはお持ちのスマートフォンだけ。
本人認証は実機の指紋認証。
これだけでクレジットカード利用と同様の買い物が出来るのです。
しかもその対象は実店舗だけでなく、WEB販売(EC)でも適用可能です。
もはやクレジット「カード」ではありませんね。
アマゾンは、「AmazonGo」を試験的にアメリカ店舗で実施いたしました。
入店時にスマホをかざすと自動で本人認証を行い、店内ではセンサーやAIで購入商品を自動認識、
退店する時には、自動的にスマホでクレジット決済されます。
成長が加速度的に進んでいるフィンテック。
そのうち、金融系カードは持ち運ばずに全部モバイル機器でデータ化。