Facebookの落とし穴! アルゴリズムにお気をつけを。
「アルゴリズム」
WEBマーケティングに携わっている方であれば、聞いたことのある言葉かと思います。アルゴリズムとは、コンピュータプログラムにおいての「算法」であり、シンプルに言えば、答えを導き出すための数式です。
例えば、あなたが
・おなかがすいた
・時間があまりない
という状況に置かれた場合に、松屋を選ぶとします。
それは、最善の策として「早くて満足度の高い食事」を選んでおり、「松屋が提供が早い」ということを知識として持っていたためです。この思考が一定の方針で組まれているのがコンピュータのアルゴリズムです。
そして、SNSにももちろん搭載されています。アルゴリズムのために様々な複雑な制御ができているのです。しかし、そのアルゴリズムは実はけっこう要注意。Facebookの広告展開を行うにアルゴリズムの状態を把握することは非常に重要です。
■アルゴリズムは頻繁に変更される
Facebookに限った話ではありませんが、アルゴリズムは頻繁に変更されます。なので、つい先週まで表示されていた広告が今日になって表示されなくなった。なんてこともしょっちゅうです。それを運用元に聞いても「アルゴリズムの変更によるものです」と回答され、それ以上の理由はひろえません。最近では、フェイクニュースなどを排除するためにアルゴリズムを変更したところ、企業ページの投稿があまりニュースフィードに上がらなくなる。なんて事象もあります。これまでファンに届けていた投稿が、いつからか実は見られていなかった。なんてこともにもなりかねません。
■Facebookに転がっている情報の価値は一律ではない
Facebookは、投稿コンテンツを「魅力」の順で優先度をつけていることを発表しています。
・友人家族の情報
・新たな情報の提供など
・ユーザーにとって有益な情報
上記が優先されやすい投稿のジャンルです。ユーザーにとっての有益な情報とは、ユーザー自身の行動履歴からのアルゴリズム判定なのでグレーですが、表示の仕方は人によって異なります。この優先度を意識した上でページ投稿や広告配信を行わないと、実際にどうなっているか?を把握することが難しくなります。