コンテンツマーケティングでGunosyを意識する
スマートフォンニュースアプリ「Gunosy(グノシー)」をご存じでしょうか?
話題のニュースを無料で読めるスマホ向けのアプリなのですが、最近ではテレビCMも放送しているので認知度はかなり向上しているのではないかと思います。
ニュース系のスマートフォンアプリとしては「Gunosy」「SmartNews」「Yahoo!ニュース」が特に人気を博していて三つ巴の状況になってきていますが、今回は「Gunosy(グノシー)」についてコンテンツマーケティングとの関連性を交えながらご紹介したいと思います。
■Gunosyの概要
ダウンロード数:500万
記事提供メディア:約100以上
ユーザー男女比:男性57%、女性43%
ユーザー年齢層:20代〜40代が中心
ユーザー像:第一線で活躍する都会的なビジネスマン、ビジネスウーマン
※2014年9月時点
2014年7月に行われた代表取締役のインタビューでは、2015年の5月頃には国内で800万ダウンロードを目標に置いており、現状のペースでは達成可能と見ているようですが、テレビCMを開始して以降は会員数が順調に伸びている模様です。
さて、このGunosyですが、最大の特徴はTwitterやFacebook、はてなブックマークなどのSNSを使ってアカウントを開設できるようになっているため、ソールメディアユーザーの人が始めやすい仕組みとなっていることにあります。
読んだ記事が気に入ったら当然ソールメディアで共有してくれる可能性がありますので、インターネット上で情報が拡散しやすい要素をもったニュースアプリと言えるでしょう。そのため、コンテンツマーケティングにおいても「Gunosyに取り上げられて情報が拡散すること」を意識してみる価値はあるのではないかと思います。
Gunosyは朝の通勤時間帯であるAM8:00にニュースが届くように設定している会員が多く、その他にもランチタイム、帰宅時間帯、帰宅後など毎日決まった時間やシチュエーションで利用するユーザーが多いので、このあたりの特徴は留意した方が良いでしょう。
インターネットで情報収集しているビジネスマンをターゲットとした自社サービス・製品の情報拡散を考えていく場合、Gunosyはリーチを大きく拡大できる可能性を秘めていますので、自社サービスと関連性の高いカテゴリではどのような記事が取り上げられやすいか分析してみるのも面白いかもしれません。
また、昨日はGunosy5,000万人都市構想が発表され、単なるニュースアプリという存在を超えてスマートフォンに最適化した場を提供し、情報接触だけでなく購買行動も生み出す存在となるべく進化を目指していることが明らかになりましたが、ニュースアプリとしてどのような変化が起こっていくのか注目されるところです。