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メールの開封率を向上するにはどうすればよいか

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Eメール・マーケティングへの期待が高まっています。

Eメールは、訪問者を購入者へと変えるコンバージョンへの貢献が高いのが、その理由です。世界的コンサルティング会社マッキンゼーの調査によると、Eメールでの成約率はFacebookとTwitterの約40倍に上るという驚くべき結果が得られました。Eメールでのマーケティング活動で注意するべき点としては、その評価指標が挙げられます。

多くの企業ではメーリングリストの登録者数にばかり目を向けてしまいがちですが、実際は開封率の方が集客と成約に影響があります。1万人の登録者に対して10%の開封率だった場合と、5000人の登録者に30%の開封率だった場合では、どちらが優れているでしょう?開封率の高い後者の方が、購入意欲の高い見込み顧客へリーチしているため、より意味のあるユーザー群を築いていることになります。

メールの開封率を向上させる手法はいくつか知られています。まず、より長い件名を書く方が良いと言われています。アメリカで3億7500万通のEメールを追跡調査した結果によると、アルファベット61文字以上の件名を持つEメールが最も高い開封率を記録しました。メール内のリンクに対するクリック率に関しても、長い件名の方が高い成果を上げています。何文字が短く、何文字が長いかは、業界や顧客の特性によって変わるケースがあるため、件名の長さを試行錯誤し、最適な長さを見つけるとよいでしょう。

興味を喚起する文言を件名に入れるのも、必須の技術です。例えば、「決定版!トラフィックを増やし、、、コンバージョンさせる方法」といった件名にすると、“目的”は明らかになっているものの、SEOを使うのか、ソーシャルメディアを使うのかといった“手段”が読み取れません。そのため、読者は興味を抱き、メールを開封する確率が向上するのです。この技術を用いて、102%の開封率を達成したとの実験結果があります。一人2回以上クリックしてしまうほど、多くのユーザーを惹きつけました。

定期的にEメールを送信すると開封率に良い影響があります。購読解除されるのを恐れてメール送信しなければ、忘れられてしまい、結局メールを開いてもらえなくなります。メーリングリストに登録したユーザーには、すぐにホワイトペーパーなどの詳細な情報を送るようにしましょう。その後2~6日間にわたって、優れたコンテンツを送付すれば、読者は良い印象を抱くようになります。最終的に、例えば、3日おきにメールを送信するような仕組みを用意すると、ユーザーの習慣に定着できる期待が高まります。
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著者:Takayuki Sato