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【記事制作のコツ講座】 一人称と三人称の印象を把握できると記事作成の幅が広がる!

皆さんは記事を作る時に、主語をどうしていますでしょうか?「私」にしています?それとも、「世間」にしていますか?記事を作成する時に、この主語を何に設定するかでその記事の印象を大きく変えることになります。今回は一人称と三人称の与える印象についてご紹介します。

■一人称が持つパワーは「実感」

主語を一人称にすると、語尾が「●●でした」「●●だと思いました」「●●だと感じました」という個人見解になりがちです。これは客観的な情報の収束ではなく、あくまで個人見解です。一見すると説得力がないように見受けられますが、記事における”共感ポイント”があった場合、情報の浸透スピードがとても早くなります。それは、記載されている情報ともとに筆者の人となりや背景を同時に解釈することに起因します。例えば、食。一人称で書かれた記事であると、その筆者が一人暮らしの男性か、既婚子持ちの兼業主婦か、キラキラ世代の20代女性かによって、同じ内容であってもその情報の認識の仕方は異なります。その記事のターゲットに近い方の一人称の方がより説得力と噛み応えのある記事に仕上がるのです。

■三人称の特徴は「数の裏付け」

一方三人称の場合、その背景には「世の中」「世間」「マジョリティ」という言葉が常についてきます。
・はやりの旅行先
・最先端アイテム
・今季のコーディネート
上記は、いま世の中でどれだけ多くの人が興味をもっているかが、見る側にとっての興味の矛先となります。このような記事の場合一人称による感想はあまり意味をなさず、むしろ多くの人がとりかかっているという数の裏付けが重要になるため三人称による表現が適しているのです。ただし、ある程度浸透したものを対象にした場合には、それを「個人的に検証する」という主観記事が使えるので、三人称テーマに一人称をかぶせるのも一つのテクニックです。

どちらかの主語で記事を書いたのち、しっくりこないもしくは派生展開を狙う場合に、主語を切り替えるだけでその記事は新しく生まれ変わります。ぜひ試してみてください。

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