キュレーションメディアを意識する
コンテンツマーケティングにおいてコンテンツの内容が読み手に評価されるためにはできるだけ最適なタイミングで情報を発信したい訳ですが、そのタイミングをピンポイントで把握するのは容易ではありません。
そのためコンテンツを配信する頻度を高めることはひとつの有効な方法だと考えられますが、単に情報を配信するだけで多くの人に見てもらえるわけではありません。
そこで本日は配信した情報を拡散するための方法のひとつとして「キュレーションメディア」を取り上げてみたいと思います。
「キュレーションメディア」とは、特定のテーマや切り口によって情報をまとめ、編集・共有・公開するメディアで、Gunosy(グノシー)、SmartNews(スマートニュース)、Antenna(アンテナ)などが有名です。
このキュレーションメディアの定義は人によって異なることもありますが、さまざまな情報を自由に組み合わせ、ひとつのページにまとめて保存・紹介する「まとめサイト」が含まれる場合もあります。国内では月間利用者数4,000万ユーザーを超える「NAVERまとめ」などは検索エンジンなどでもよくヒットしますのでご存じの方も多いでしょう。
こうした「まとめサイト」では、特定の話題に関してメディアの編集部やユーザーなどが自由に情報を取りまとめていきます。そこで取り上げられやすいコンテンツの一例として「Twitterのツイート」があげられます。ある話題についてTwitterユーザーのアイコン付きで多くのツイートをコンテンツに埋め込むと、まるでその話題について「世間の声」が寄せられているような印象を与えることができますし、ツイート自体はTwitterで検索すると簡単に探すことができますので、まとめサイトで引用がしやすいという側面もあるでしょう。
キュレーションメディアは、ターゲット属性を女性に絞り込んだものやニュースに紐づいているものなど様々なメディアが登場しています。最近では住まいに特化したiemo(イエモ)と、女性ファッションに特化したMERY(メリー)をDeNAが50億円で買収したことは記憶に新しいところですね。
自社のコンテンツをこうしたキュレーションメディアに取り上げてもらうためにはどのような要素や構成が良いのか?という事について考えてみると、今までとは違ったコンテンツやアイディアが浮かんでくるかもしれません。