コンテンツマーケティング実践講座 【ビジネスシューズ】編
コンテンツマーケティングの発想講座実践編。今回のお題は「ビジネスシューズ」です。
ビジネスシューズはその名の通り、ビジネスマン=就労者が対象の商品です。そのため、その商材が「消耗品」なのか「ファッション」なのか、どちらでとらえるかによってそのコミュニケーションは大きく変化します。日々使うものとしてとらえるならば消耗品となり、その訴求のベースは「価格」「機能性」が中心となりますが、ファッションとしてとらえるとなると、その訴求ベースは「コーディネート」や「スタイル」が中心となります。
ファッションとして考えるとアパレルとほぼ変わらない動き方となるので、今回はあえて「消耗品としてのビジネスシューズ」を軸にコンテンツを考えてみたいと思います。
■必要なのは、ターゲットインサイトをどれだけ多くの面でつっつけるか
ビジネスシューズなのでターゲットは明確です。また消耗品として考えた場合は、どれだけ多くの人に「何回も」買ってもらうことが大事です。つまり”リピーター”を多く作ること。そうなると、SNSやオウンドメディアでファン化を促すことは非常に重要な要素となります。
では、どのような訴求を行なえばいいでしょうか?履き易さの訴求?防水などの機能の訴求?それともみんなが何を履いているかの情報?
答えは「全て」です。
普段自分が日用品として使用している商材を思い返してください。日用品として購入・使用している商品は回転率が高い特徴がありますが、それを手にしている背景には「なんとなく」という気持ちがありませんでしょうか?逆に言えば、「●●だからこれ」というしっかりとした理由は少ないかと思います。それくらい、日用品のブランド帰属はゆるいのです。
その場合は、多くの情報や説得力を多方面から提供することの方が大事です。つまりいつでも傍にある商品を目指すコミュニケーションといえます。
もちろんコンテンツマーケティングなので、商品訴求を徹底的にやるのではなく、「雨」や「営業」「カラー」などのユーザーの興味を持ちそうなトピックをネタに記事を膨らませることはお忘れなく。