顧客のニーズまで見えてくる!SEOの正しいキーワード選定
間違ったキーワードの選び方をしていませんか?正しいキーワードの選び方とは。
キーワードからは、流入の効果のみならず顧客のニーズまでもが見えてきます。
長くサービスや商品に関わっていると、客観的な視点は失われていきます。どうしても顧客視点に立つことが難しくなり、自分たちにとって都合の良い解釈をしていくようになってしまいます。解析をしているから大丈夫かというと、実はデータ自体を都合の良いように解釈してしまっていることもあるくらいです。
ビッグキーワードの検索順位を上位にできたものの、アクセス数が伸びない、コンバージョンが増えないといったことが起こります。
よくある間違えとして、「こういうキーワードで検索してくるだろう」と想像から考えてしまうということがあります。
Googleのキーワードプランナーなどで、検索ボリュームを調べているから大丈夫でしょうか。想像から生まれたキーワードの検索ボリュームを調べていませんか?
キーワードを見つけるための手っ取り早い方法としては、「Googleサジェスト」があります。
Google検索でキーワードを打つと、よく一緒に検索されているキーワードの組見合わせが表示されるあれです。自分で検索する際にも、調べたいのはそれそれといつも使っていると思います。
いわゆる複合キーワードですが、一度キーワードを選定してしまうと見直す機会が少なくなります。しかし、トレンドは常に変化しているため、以前にはなかった複合キーワードが見つかるかもしれません。そこから新たな顧客のニーズを見つけられる可能性も十分にあります。
ここで大切なのは、複合キーワードが必ずしもコンバージョンには結びつかないということを知ることです。自分の目的と違っていると感じたら、すぐに去ってしまうは当たり前のことです。しかし、そこで諦めてはいけません。「せっかく来たのだから見ていってくださいよ」という提案はできるわけです。複合キーワードから顧客のニーズを割り出すことで、「そういった問題ならこういう解決方法もありますよ」と言えるわけです。違う目的で来ていたはずの顧客は、いつのまにかそのサービスや商品に興味を持つことになります。
他にも簡単な方法としては、競合サイトの分析があります。
競合サイトが選定しているキーワードをそのまま使うということではなく、設定しているキーワードをさらにGoogleサジェストやキーワードプランナーで調べてみると、自分たちでは思いつかなかったキーワードが出てきたりします。競合サイトも気づいていないかもしれません。
検索ボリュームが多いということは、もちろん人々の関心が高いということ。
キーワードを見つけたら、その顧客のニーズに合うようなコンテンツを用意してコンバージョンを上げる工夫をしてください。
新たな顧客のニーズを知るためにも、キーワードは定期的に見直しましょう。
著者:Miki Sakashita
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