2017
02.24
1006-3

WEBとアプリ、どっちが有効? 既存サービスを「アプリ化」するメリットを考える


現在、Yahoo!やFacebookなどが一部機能を切り取ったアプリをリリースしています。
アプリにされた一部機能はブラウザでももちろん問題なく使えますし、例えば銀行口座はオンラインバンクでも事足ります。
使える機能を限定してでも各企業がこぞって同様のコンテンツでアプリを開発するわけとは一体なんでしょうか? 

最も大きなポイントは「UI」です。
サービスを利用する際に「使いやすさ」は非常に重要な要素。
サービスが使いやすいだけで、そのサービスの価値が消費者のなかで上がるのです。
他のサービスと価格やプラン内容以外でも大きく差別化できる部分です。

商品やサービスには大きく分けて「必要不可欠なサービス・商品」か「ちょっと生活が便利になる」の2パターンが存在します。「ちょっと生活が便利になる」サービスは、利用・購入のモチベーションが低いため、「便利にするために、ちょっとめんどくさいことをする」ことが、実は非常に大きな障壁になっているのです。例えば家計簿サービスで、クレジットカードのアカウント連携をさせる機能がちょっと複雑であれば……わざわざめんどくさいことをして連携するユーザーは全体の何割になるでしょうか?きっと連携すれば家計簿管理は便利になりますが、ユーザーの多くはめんどくささに負けてしまうでしょう。

アプリは、めんどくささから離脱してしまうユーザーの問題解決するための非常に有効な一手になります。スマートフォンのアプリとは、そもそも画面設計に限界があるため、わかりやすくならざるを得ないのです。しかも、スマートフォンの操作だけで解決できるので、消費者にとってはブラウザで操作するよりも簡単であるはずです。

スマホが普及した現在、パソコンでは離脱してしまったユーザーも、アプリリリースによりアプリは使っている。なんていう逆転状況も少なくありません。また、そのUIが優れていれば優れているほどに、サービスへの印象も向上するでしょう。
コンテンツをを増やした方がより多くのユーザーを呼び込むチャンスのように思われますが、
コンテンツを限定してでもUIをクリアにしてストレスをなくすことが、より多くのサービス利用につながるのです。
これが各企業がこぞって同様のコンテンツでアプリを開発するわけです。
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