2015
09.28
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余白でインタラクティブなコンテンツを作り出す


文字を読むだけのコンテンツは文章の内容が優れていればそれも魅力的ですが、サイト内でユーザーのアクションを促すような「インタラクティブ」なコンテンツを作りたい場合には、読者が入り込む「余白」を作っておくと効果的です。

たとえば、Microsoftが作った、年齢を当てる「How-Old.net」というサービスがあります。

このサービスは自分の顔写真をアップロードすると、その顔が何歳かを判定することができるというものです。ユーザー自身の行動にコンテンツの「仕上げ」の部分を任せ、写真のアップロードをサービスの余白として残すことで、試してみたい!シェアしたい!という気持ちを生み出しています。

当然、他人の写真をアップロードすることもできますので、有名人やキャラクターの顔をアップロードして試してみたい、という行動が取りたくなるような設計になっていると考えられます。How-Old.netのまとめを見ると、正にそのような使われ方をしていますね。

また、事故物件を紹介するサイト「大島てる」は、サイトを見たユーザーが事故や事件をGoogle Map上に投稿して、プロットすることができるようになっています。

日々報道されるニュースの情報をマップにプロットしているシンプルなものですが、なんとも言えないリアリティを醸し出しており、自分の家や職場、実家などの近辺を調べてみたくなる気持ちにさせられます。このサービスもコンテンツの核となる部分をユーザーの行動に任せており、「位置情報」をサービスの余白として残すことで試したい気持ちを作り出していると言えます。

いまの時代、パソコンやスマホから位置情報・画像・文字情報・音声・SNSなどさまざまな種類のデータを利用することができますが、こうした情報をコンテンツの中に「余白」として組み込んでおくと、ユーザー自身が簡易的なアクションを取るだけでコンテンツの制作に関わることができます。ただ閲覧するだけのコンテンツよりも、自ら制作に関わったコンテンツの方がシェアしたいという欲求が生まれやすいですよね。

インタラクティブなコンテンツ作りを考える際は、是非この「余白」を意識してみてはどうでしょうか。
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