2017年は、「モバイルファースト」から「モバイルオンリー」に完全移行
スマホの使用率が各世代で増加している昨今、多くの企業はよりスマホで見やすいサイト設計を迫られています。今後は、スマホ対応、つまり「モバイルフレンドリー」、「モバイルファースト」にとどまらず、「モバイルオンリー」に時代のは移り変わっていくでしょう。
「モバイルオンリー」って?
モバイルオンリーとは、スマホ向けコンテンツのみ拡充する意識のことを指す言葉です。博報堂DYメディアパートナーズは、「メディア定点調査2016」で、スマホやタブレットにおけるメディアの接触時間が全体の30%にのぼり、過去10年連続で上昇していると伝えています。
また、ニールセンの「「Eコマース」のPCとスマートフォンからの利用時間に関する最新動向(2015年度)」によれば、スマホ対パソコンでの利用時間において、エンタメで72%、サーチ・ポータルで71%、Eコマースで49%と、ほとんどの領域でスマホが上回っています。いかに、スマホの重要性が高まりを見せているかが見てとれるかと思います。
(引用:「メディア定点調査・2016」時系列分析 ~メディア環境の10年変化~)」
2015年にGoogleがスマホ対応のサイトを検索結果で優遇すると発表
実際に、Googleでも2015年4月21日にモバイルフレンドリーのサイトをスマホの検索結果で優遇すると公式に発表しました。さらに、2016年5月にも、再度モバイルフレンドリーのサイトを優遇するアルゴリズムに更新されました。
Googleはなぜここまでスマホ対応のサイトを上位表示させたいかといえば、Googleの一貫したユーザーファーストの理念によるものです。現在、パソコンの閲覧数よりも、タブレットやスマホでの閲覧が増えている中で、不便なサイトを上位表示させておけば、Googleの利便性は落ちてしまうからです。
ウェブサイトのスマホ最適化はもはや必須
若者の間では、パソコン離れも起こっており、ウェブサイトをスマホに最適化することはもはや必須。この先、長い目で見れば、大きな損失を生み出しかねません。ぜひ、今のうちにスマホ最適化、モバイルオンリーという視点をとりいれてコンテンツマーケティング、ウェブマーケティングを実践していきましょう。